昭和18年中頃より、航空ジュラルミン製造に必要なボーキサイトの輸入が困難になることを懸念した海軍は、空技廠を中心として木製飛行機の研究試作を推進した。
実用機の木製化は、川西の「蒼空」、九州飛行機の「東海」、三菱の「大洋」、中島の「彩雲」などが計画・着手されたが、空技廠では具体的な実験機を、九九艦爆12型の木製化で実施し、Y-50の名称で、海法泰治技師を主務者として設計に着手、20年1月に1号機、8月に2号機を完成させた。
しかし、重量過大と強度不足により、3号機より再設計された。
生産機は、九九式練習用爆撃機22型(D3Y1-K)と称され、発動機は当初、「金星」54型であったが、引込脚の23型(D3Y2-K)には「金星」62型に換装する計画であった。
実機データ:
全長:11.515m
全幅:13.918 m
エンジン:三菱「金星」54型空冷式複列星型14気筒 1,200HP(1,300HP/離陸出力)
最大速度:426km/h
乗員:2名
武装:7.7mm機関砲x3 爆弾250kg x1、もしくは60kg x2、30kg x4
A&Wモデルス 1/144 空技廠 D3Y1-K 九九式練習用爆撃機22型 「明星」 レジンキット AW144068★
販売価格 |
4,356円(税込)
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型番 |
AW144068 |
定価 |
4,840円(税込) |
在庫状況 |
在庫あります(予約品は予約可です) |