「キ66」は、日本陸軍によって試作された急降下爆撃機で、川崎航空機が設計・製造しました。1941年に日本陸軍からの急降下爆撃機開発要請を受けて、試作第1号機は1942年に完成しました。

この航空機は、九九式双発軽爆撃機と外見が似ていましたが、一回り小さく、左右の主翼下面にスノコ状のダイブブレーキを装備していました。爆弾搭載量は300〜500kgで、腹部の爆弾倉に装備されていました。また、対地攻撃用と防御用に機銃を5丁装備していました。

最大速度は535km/hで、乗員は2名でした。しかし、陸軍内で急降下爆撃機は九九式双発軽爆撃機で十分との意見が出たため、結局キ66は不採用となりました。製造機数は試作機3機と増加試作機3機の合計6機でした。

キットは日本のA&Wモデルス企画 製造アニグランド製のレジンキャストキットです

A&Wモデルス 1/144 川崎 キ-66 試作急降下爆撃機 レジンキット AW144073