1/72 ハインケルHe177&HS293【レベル04306】
------------
ドイツ空軍省の「爆撃機A」計画を提言し、開発は困難なものとなったが、ハインケル社が設計者ギュンター兄弟の新機軸を盛り込んだ設計書を当局へ提出し、2基のDB601エンジンを結合したDB606(2500hp)を使用した。
He177は1939年に完成したが、エンジン冷却の未完成・急降下爆撃の機体補強などで重量増加していまい。設計値を下回る飛行性能しか示せなかった。エンジン加熱による出火による極めて危険な要素のためか、生産前機として製作された35機のうち25機が事故で失われるほどであった。
それでもHe177は軍に制式採用され、改良を進められ1943年からDB610系列エンジン(DB605を結合)を搭載したA−5型が生産されるようになって、初めて使い物になる機体がになった。(しかしエンジン過熱や稼働率の問題は最後までつきまとった)
A−5型からは「グライフ」(頭が鷲、体がライオンの空想上の動物グリフォン)と正式な呼称がつけられゲーリング元帥の『自慢の翼』となったが、ドイツが制空権を失いつつあるこの時期では敵に与える損害よりも受ける被害の方が大きかった。A−5型には「フリッツX」や「Hs293」等の誘導爆弾を搭載できる機体や空対空ロケットを多数装備した「対爆撃機用爆撃機」などの派生型も多数存在した。
-------------
販売価格 |
4,752円(税込)
|
型番 |
R_4306 |
定価 |
5,280円(税込) |
在庫状況 |
売り切れです |