実機解説:1945年前半、帝国日本海軍は、海軍航空兵器庫にロケット推進式の対戦車用の特攻グライダーの必要条件を提出した。これは、沿岸の空軍基地や洞穴からグライダーを発射して、連合国のLCA(揚陸艇)や、上陸後のM4シャーマン戦車などを直接攻撃目標とする計画であった。ミズノ社は、このグライダー設計・開発のために選ばれ、最初のプロトタイプ「神龍」は、1945年5月に完成した。ほぼ全ての部品が木造となり、100kg爆弾を搭載して、小さな3台のロケットエンジンで推進を可能にした。1945年7月に最初のテスト飛行(発射)が行われたが、プロトタイプの性能は不安定であるにもかかわらず生産が開始され、1945年8月の終戦時には、5機目のプロトタイプを製作中であった。
その後「神龍」の機密文書は失われ、このグライダーの用途は、不確かなものとなっていたが、生存していた当時の予科練生パイロットにより、数枚のプロトタイプの写真が公開されたことでその全貌が明らかになった。
実機データ:全長:8.22 m・全幅:7.00 m・全高:1.80 m エンジン: 無 (3 x ロケット推進)・最大速度: 275km/h 乗員:1名・積載:100kg爆弾
A&Wモデルス 1/144 美津濃 航空局「神龍」特殊攻撃機 レジンキット AW144043★
★★キット概要★★ レジンコンプリートキット、クリアパーツ、デカール付属!全長・全幅 約5センチ
販売価格 |
2,772円(税込)
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型番 |
AW144043 |
定価 |
3,080円(税込) |
在庫状況 |
在庫あります(予約品は予約可です) |