実機解説:昭和18年、キ67(四式重爆「飛龍」)の大型機としての運動性能が良好な点に注目した陸軍は、これに大口径の機関砲を装着し防空戦闘機に改造する指示を出した。昭和19年には、機首にホ501(八八式七糎半野戦高射砲がベース)を装備し、B-29の防御火器の圏外から一撃必墜を狙う機体としてさらに開発が進められた。三菱は、小沢技師を主務者として1号機を19年8月末に完成し、同10月には追加44機の緊急生産が発令された。終戦まで22機が生産配備されたが、高高度性能不足のためB-29の迎撃任務ではその効果を発揮できず、本土決戦時用に温存されたまま終戦を迎えた。
実機データ:
全長:17.95 m
全幅:22.50 m
エンジン:ハ104 空冷複星18気筒エンジン1900HP x 2
最大速度:550km/h
乗員:3〜4名
武装: 75mm固定砲(ホ501)×1(機首)、12.7mm旋回機関砲(ホ103)×1(尾部)
A&Wモデルス 1/144 三菱 キ-109 試作特殊防空戦闘機 レジンキット AW144061★
販売価格 |
4,356円(税込)
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型番 |
AW144061 |
定価 |
4,840円(税込) |
在庫状況 |
在庫あります(予約品は予約可です) |