昭和12年5月、陸軍から立川飛行機に対し、キー36直協偵察機の試作指示があった。直協偵察機とは、地上軍との協力を目的とした対地支援偵察機で、航空本部技研の藤田雄蔵少佐、安藤成雄技師らによって提唱された新機種である。
立川では遠藤良吉技師を設計主務者とし、全金属製応力外皮構造の試作1号機を完成し、
昭和13年4月20日に初飛行した。本機には、対地支援という任務が課せられ、視界の良好、短い滑走路での離着陸、空戦性能、急降下爆撃、不整地での強行離着陸を考慮するなど、多くの困難な条件を克服し、軍のテストでは好成績をあげて、昭和13年10月に制式採用となった。
A&Wモデルス 1/144 立川 キ−36 九八式直接協同偵察機 レジンキット AW144063★
レジンキャストキット 中・上級者向けのキットになります。
販売価格 |
3,465円(税込)
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型番 |
AW144063 |
定価 |
3,850円(税込) |
在庫状況 |
在庫あります(予約品は予約可です) |