実機解説:
昭和16年東京航空では、時局の要請に応じて民間機の製作から陸軍の製作に転向、井上真六技師の主務で新しい形式である低翼単葉初歩練習機の試作に着手した。
動力は「初風」系のハ-47、後のハ-11で、東京航空相羽式11型に次いで、東航-12型と名付けたが、18年に改めてキ-107として、陸軍に制式採用となった。
19年3月に50機、20年度400機の量産が発注され、新潟県村上町に設置した東京航空村上工場で、月産50機の予定で、19年8月に生産1号機が完成した。
しかし実際に生産が軌道に乗ったのは20年4月頃で、終戦までの合計42機のうち15機が茨城県下館の天翔第19350部隊に空輸され、16号機以下は新潟飛行場で空輸待ちの状態で終戦となった。
A&Wモデルス 1/144 東京航空 キ-107 練習機 レジンキット AW144067★
販売価格 |
3,465円(税込)
|
型番 |
AW144067 |
定価 |
3,850円(税込) |
在庫状況 |
売り切れです |