F-8 クルーセイダーは、アメリカ海軍が1950年代に開発した艦上戦闘機で、米海軍初の実用超音速戦闘機です。この航空機は細長い胴体に取り付けられた主翼が根元から上下に動作して角度が変わるという結構奇抜な特徴を持っています。
愛称: クルセイダー(十字軍の戦士)
初飛行: 1955年3月25日
生産数: 1,259機
運用開始: 1957年3月
退役: 1999年12月19日
F-8は当時の陸上機をも凌ぐ高性能を誇り、信頼性が高く、扱いやすかく、同じエンジンを搭載する空軍のF-100戦闘機が最高速度マッハ1.3だったのに対し、F-8はマッハ1.7に達しました。この高性能は、エンジンの性能を最大限に引き出すために偶然にもエアインテークの上から前方に突き出した機首コーンがショックコーンの役目を果たしたことによるものでした。
F-8はベトナム戦争でも活躍し、軽快な運動性と機関砲を搭載していたため、「最後のガンファイター」と呼ばれ、多数の敵機を撃墜しました。そのことから「ミグ・マスター」とも称されました。ベトナム戦争全体を通し、アメリカ空海軍海兵隊機種で最高のキルレシオ(撃墜対被撃墜比率)8:1を持っていました。
F-8は、アメリカ海軍のエセックス級航空母艦で運用可能な最高性能の戦闘機であり、その汎用性と離着艦能力により、長期間現役を務めました。
キットはこのF-8を1/48スケールで再現したキットです。
ハセガワ 1/48 F-8Jクルーセイダー プラモデル PT26
販売価格 |
2,816円(税込)
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型番 |
HPT26 |
定価 |
3,520円(税込) |
在庫状況 |
売り切れです |