全翼機の開発に心血を注いでいたノースロップ社は、第二次世界大戦を通してレシプロエンジン重爆撃機の開発を行っていました。ヨーロッパ戦線用に計画された10x10ボマー(10,000lbの爆弾搭載量、10,000mileの航続距離を持つ超長距離爆撃機）の候補として製作されました。全幅約52メートルにもなる巨大な翼と2重反転プロペラを持ったXB-35は、1946年に試作1号機が初飛行を遂げますが期待された結果を出す事が出来ませんでした。改良型のYB-35を含め、十数機の試作機を製作するも、1949年にこの計画は中止となってしまいましたが、後のYB-49やB-2など全翼機の開発に大きく繋がっていったのです。ノースロップの悲願である全翼機の実用化に向け、大戦後直後に開発された大型全翼機XB-35が再入荷決定!当時としては画期的な全翼機のフォルムと、特徴的な二重反転プロペラのディテールを忠実に再現。繊細かつ正確なフォルム。スケール通りの薄さで成形されたプロペラ部品などモデラー心をくすぐるパーツの数々が詰まっています。好評発売中のXB-70やバルカンなど大型爆撃機シリーズと並べてコレクションしたい1機です。

1/200 アメリカ陸軍航空隊 試作爆撃機 XB-35/サイバーホビー2017/ ★★2012年新金型★★