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第2次大戦後ソ連の核攻撃に対抗するマッハ3級の迎撃機をめざして、アメリカはリパブリック社にXF-103を開発させました。
マッハ3以上の飛行を可能とするために推力をターボジェット/ラムジェット混成にして、また高速飛行で発生する高熱に耐える為・機体にチタン合金を使用・空気抵抗の低減の為AIM-4ミサイルは機体内蔵とし、カプセル式の操縦席・脱出方式はカプセルごとの下方射出等の新機軸で開発されました。
　1953年3月にモックアップが完成、1960年の初飛行を目指して開発を進めましたが、エンジン、チタン合金の開発が難航・そしてジェットエンジンの開発がどうしてもうまくいかず、残念なことに1959年開発中止となってしまいました。
　1950年代の技術レベルでは到達目標があまりにも高すぎたXF-103の開発は失敗に終わってしまったが、これよって確立されたチタン合金の製造、加工技術はその後多くの機体、特にYF-12/SR-71に役立ち航空機全体の発展に大きく貢献することになりました。

この機体を香港のガレージキットメーカー・アニグランドがレジンキャストキットで再現いたしました。

1/72　リパブリック　XF-103サンダ−ウォーリア　/アニグランド2020/お取り寄せ商品/

レジンキャストキット　中・上級者向けのキットになります。

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