ローランドD.IIは第一次大戦時ドイツ軍が使用した木製モノコック胴体の複葉戦闘機です。上翼は大きな中央パイロンによって胴体に取り付けられパイロットの前方視界の妨げになりましたが、空気抵抗の低減に貢献しました。また兵装は胴体の甲板に埋め込まれた2丁の「スパンダウ」LMG08/15機関銃で構成されていました。
D.IIは当初、160馬力のメルセデスD.IIIエンジンを搭載しており、D.IIaと呼ばれる後の航180馬力のArgusAs.IIIに換装されました。
その優美な外観とは裏腹に重いコントロールは不人気でしたが、速度は非常に速くて強力で東部戦線ではそれなりの活躍をしました。

キットはKPモデル製の2021年製・新金型のキットです。ファルツD.IIはローランドD.IIのファルツ版ライセンス生産になります。

KPモデル0272　ファルツD.II Haifisch　1/72スケール　プラモデルキット