フーガ CM.170 マジステールは、フランスのフーガ社で開発されたジェット練習機。最初からジェットエンジンを動力とする練習機として開発された世界初の機体です。
形態の特徴は110度のV字型尾翼と主翼付根に2基のジェットエンジンを持ち、全高が低く背の高いパイロットなら地上から直接搭乗することができます。
初飛行は1952年7月23日　その優れた操縦性と燃費の良さから、多くの国に輸出され、また曲技飛行能力にも優れていたため、フランス空軍の曲技飛行隊パトルイユ・ド・フランスでも1964年から1980年まで使用されました。
ライセンス生産もされ、また軽攻撃機としても運用可能であり、コンゴ動乱ではカタンガ政府軍が使用しまし、第三次中東戦争ではイスラエル空軍が軽攻撃機として使用MiG-21との空中戦も行いました。
本機は50年近くもの長きに渡って運用された。フランス空軍から最後の機体が退役したのは1996年のことで、イスラエルでは近代化改修によって2000年代に入っても使われていました。

ミニウイング 1/144 フーガ CM.170 マジステール フランス空軍 袋パッケージ プラモデル MINI351