OV-10ブロンコは、アメリカ合衆国のノースアメリカン社が開発したCOIN機です。

OV-10ブロンコは、アメリカ海兵隊のOE-1バードドッグの後継として高性能の観測機を求めて開発され、同時にアメリカ空軍はA-1スカイレイダー攻撃機やB-26インベーダー爆撃機を代替するCOIN機を探していました。またアメリカ陸軍も独自の近接航空支援機を求めていました。その様な用途にOV-10ブロンコは丁度良くベストセラーになっています。、

OV-10 ブロンコは、独特の構成を持っています:
直線翼の高翼配置。
中央ナセルから伸びる双発のブーム。
各ブームの末端に垂直安定板を配置し、水平安定板で接続。
STOL（短距離離着陸）能力により、カタパルトやアレスティング・ワイヤーなしで空母や強襲揚陸艦から運用可能。
タンデム座席のコックピットにはゼロ・ゼロ式の射出座席と装甲が備わっています。

バリエーション:
OV-10D: アメリカ海兵隊向けの夜間観測バージョン。
OV-10D+: OV-10AをOV-10D仕様にアップグレード。
OV-10E: ベネズエラ空軍向けに生産され、通信装置がアップグレードされています。
OV-10F: コロンビア空軍向けに開発。

OV-10 ブロンコは前線航空管制（FAC）ミッションで優れた性能を発揮し、地上部隊や他の航空機と連携しました。
大きなキャノピーは「キャノピーボード」として使用され、周波数情報や兵装状況を記入するのに役立ちました。
その堅牢な着陸装置は未舗装の滑走路や荒地での着陸を可能にしました。

キットはウクライナの模型メーカーICM社製　2024年の新製品です。

スケール … 1:72
品番 ……… 72186
コード …… 4823044409358
本体価格 … 7200円（税込価格：7920円）
パーツ数 … 262

ICM　1/72　OV-10D+ ブロンコ（米国攻撃観測機) プラモデル　72186