デ・ハビランド DH.82 タイガー・モスは、イギリスのデ・ハビランド社が開発した複葉練習機です。1930年代に登場し、第二次世界大戦中はイギリス空軍の初等練習機として広く使用されました。総生産数は8,000機以上にのぼり、戦後も民間で多くの機体が運用されました。
この機体は、木製構造を採用し、固定式の降着装置を備えています。エンジンにはデ・ハビランド ジプシー・メジャー I（130馬力）を搭載し、最大速度は175 km/h、航続距離は486 kmでした。
タイガー・モスは、イギリス国内だけでなく、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでも生産され、世界各国で使用されました。戦場では連絡機としても活躍し、ビルマ戦線では患者輸送用に改造された機体も存在しました。
現在でも多くの機体が飛行可能な状態で維持されており、航空ショーなどでその優雅な飛行を見ることができます。

エアフィックス 1/72 デ・ハビランド　タイガーモス プラモデル AX02106A

クレオス扱い