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実機解説：1925年、カリーニンは準楕円翼を持った特徴的な単発航空機を開発し、彼のOKB（試作設計局）はソ連で有名になった。1930年、彼は20トンの貨物もしくは120人を収容可能な巨大な輸送機K-7を設計し、このデザインは航空産業省の目に留まった。そして従来の輸送機からその役割を爆撃機に変更して、試作機の製造許可が与えられた。1933年6月、K-7航空機は完成し滑走路上に移動した。全7基のエンジンが作動すると凄まじい振動が発生したため、影響を受けた部品は順次強化され改良された。
1933年8月、K-7は初飛行に成功。連続テストでは、まずまずの独特な飛行性能を明らかにした。しかし1933年11月、低高度で飛行中に尾翼のブームが破損して墜落炎上し、多くの乗員が犠牲となった。ソ連航空当局は、この重い航空機の製造に関する見解を変え、カリーニンは、K-7の開発を継続することは許されず、この計画は1935年に断念された。

実機データ：翼長：53m　全長：28.14m　全高：11m　エンジン：7x Mikulin AM-34F piston engine　最高速度：140 mph (225 km/h) 定員：15名　武装：3x20mmキャノン、4xDAマシンガン、19トン爆弾

★模型概要　124 レジン部品 +　クリアレジンキャノピーとデカール　翼幅 368 mm　x　全長 195 mm　ボーナスキット付属　小型1/144スケール機　3機付属