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実機解説：

1975年、米国空軍とDARPA(国防高等研究計画局)は、ステルス性軍用機の概念を研究するXST計画を始めた。
DARPAは、既存のF-15と同寸程度の小型航空機であるATAデザインの必要条件を提案し、ノースロップ社とロッキード社が、プロトタイプを設計するよう依頼された。
1977年前半、ロッキード社は、60％に縮尺した飛行可能なテストモデルを2機製造するための契約を獲得した。そしてこの計画呼称XSTには、ハブ・ブルー（Have Blue）というコードネームが与えられた。

2機のハブ・ブルー試作機は、僅か2、3ヵ月でロッキード社にて製造され、1977年12月、飛行空力実験機HB1001(1号機)は、初飛行に成功したが、36回目のテスト飛行時に着陸に失敗し大破した。

HB1002は、HB1001の損失直後に1978年7月から飛行試験を引き継いだが、53回目のテスト飛行時にエンジンから発火炎上した。

それまでの飛行実験でハブ・ブループロトタイプHB1002は、ボーイングE-3 AWACS以外のすべての機上レーダーで検知されないことが判明し、米国空軍はロッキード社に、20機の実用型ステルス機、F-117A Nighthawk戦闘爆撃機の開発・製造を承認した。

翼長：22.6ft
全長：38.0ft
全高：7.6ft
エンジン： General Electric J85-GE-4A Jet engine
最高速度：　600mph
定員：1名

全長83mm・全幅149mm・総部品数17

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