1/72　キ-98高々度戦闘機/モンモデルDS002
キ-98は九九式襲撃機の後継機となる戦闘襲撃機として試作検討されましたが、B-29による高高度爆撃の脅威が強まったため陸軍はキ-98を高高度戦闘機に改設計することにしました。
単発単座の双胴型の機体で、胴体の後部にエンジンと推進式のプロペラを装備し搭載エンジンは排気タービン付きのハー211ル・高高度用に気密室を装備していました。
昭和18年12月に第1次モックアップ・昭和19年秋に胴体のモックアップ審査が行われた。その後試作に着手
昭和20年8月には胴体部分がほぼ完成していたが、終戦直前のソ連軍の満州への侵攻を受けて、ソ連軍の手に渡ることを避けるため製作中の機体は図面諸共焼却されてしまった幻の機体です。