バッフェム Ba-349A ナターは、第二次世界大戦末期にドイツで試作されたロケット迎撃機です。この航空機は「BP20」とも呼ばれ、愛称は「ナッター」
Ba 349は、木製の機体で機首に24-33発のロケット弾を装着し、エンジンはヴァルター式液体燃料ロケット機関（HWK 109-509A）1基で、垂直ランチャーから4基の固体燃料ロケットブースターを使用して発進します。発進後は目標付近まで無線誘導され、近接後に機首のプラスチックカバーを外し、ロケット弾で攻撃を行います。その後、パイロットはパラシュートで脱出し、同時にエンジンも分離され、再使用する構造です。
実戦配備が決定後終戦まで数十機が生産され、10機が部隊配備されたのは1945年4月だったために実戦参加はなかったとされています（出撃したとの説もあります）

キットはチエコの模型メーカーブレンガン社製。2016年の新金型キットで、1/144スケールの小型キット(2機入り) です。

ブレンガン 1/144 バッフェム Ba-349A ナター (2機入り) プラモデル BRP144001