デ・ハビランド DH.82 タイガー・モスは、イギリスのデ・ハビランド社製の練習機です。この航空機は1920年代から民間で広く使用されたDH.60モスシリーズの軍用型として設計され、初飛行は1931年10月26日に行われました。全木製の複葉機で、基本的な外見はモスに似ていますが、前席を囲う支柱を前部に移し、脱出が容易にできるようにしたため、上翼には浅い後退角が付けられています。エンジン換装に伴うカウリングの形状変更により視界も改善されました。固定式の降着装置はフロートやスキーに換装することができます。第二次世界大戦中は主力練習機として多くのパイロットを育成する一方、前線では連絡機として使用され、ビルマ戦線において患者輸送用に改造された機体もありました。戦後もしばらくの間は練習機として使用された後、多数の機体が民間に払い下げられました。総生産機数は、民間型を含めると8,000機を超えます。
イギリスをはじめとする多くの国で採用され、練習機や連絡機として使用されました。その特徴的な外観と歴史的な重要性から、現在でも飛行可能なタイガー・モスが存在しています。

2014年新金型のバリエーション展開・2022年価格変更になりました。・2023/03/16　再入荷

エアフィックス 1/72 デ・ハビランドD.H.82aタイガーモス プラモデル AX02106